銀河と地球の間で

バリ島からスピリチュアル、ヒーリング、宇宙の事、バリ島の事などを書こうかなと思ってます。

鍵っ子が自由ビジネスを作ってくれた

私は小学生の頃、鍵っ子でした。

母が夕方まで仕事に出かけるようになり

首にはいつもお家の鍵を

えんじ色の紐でぶら下げていました。

 

学校から帰ってきて1人で家に入ると、

食卓には連絡ノートという母と子のコミュニケーションノートが置いてありました。

 

おかえりなさい。

あそびにいくときは、おうちのかぎを

ちゃんと しめていってね。

おやつが れいぞうこにはいっています。

 

おやつを食べたら、また鍵をしめて友達のお家に遊びに行く。

 

○◯ちゃんの おうちへ いってきます

 

連絡ノートにそう書いて。

またお家に帰って来た時には

もうお母さんがお家にいて

この鍵は使わなくてもいいように…。

 

 

 

母は5時までには帰ってくるはずなのに。

 

ピンポーンと呼び出しベルを鳴らしても誰もいない。

暗いお家に1人で入ると

連絡ノートはまだ読まれていなくて

さっきのままだった。

 

昔は携帯電話なんてありませんでした。

だから帰ってくる母を祈るように待ってるしかできませんでした。

 

仕事場に電話したこともあったけど

「お母さんはもうとっくに帰りましたよ」と言われ、

母が買い物によっている事など知らない私は

この世の終わりかのような

心をえぐられるくらい

心配していたのがトラウマになり、

母の仕事場に電話をするのは嫌でした。

 

ヒーターをつける事を忘れるくらい

心配で寂しい冬の日

ずっと外を見てお母さんの影が見えるのを待って

帰ってきた時は

とてつもない安堵と泣いてしまいたいくらい

切羽詰まっていた小さい心が震えていました。

 

 

 

あれからもう何十年

今となれば、思い出話しで

母も子供を置いて仕事に出なくてはいけない状況だったんだろうと分かります。

母も子供の事が心配で、辛かっただろうな。

 

だから私は決めました

自分の子供は鍵っ子にはしないぞ!

 

ママどっか行かないの?って

聞かれるくらい、子供を待っていよう。

 

学校から帰って来た時

これから反抗期を迎える子供が

例え ただいま を言わないとしても

母親の存在を確認して

安堵と満足を感じて

また遊びに行けるように。

 

 

11年前、私はオンラインという働き方が世にあまり知られる前に

ここバリ島で

場所に縛られないテレワークとオンラインを組み合わせてビジネスを始めました。

 

だから、いつも自由です。

携帯ひとつ持っていけば

家でもカフェでも、リゾートでもどこでも仕事ができます。

 

3人の子供がいて

一番下はまだ乳飲み子だけど何のその❗️

寝かしつけながらだって仕事できちゃいます。

 

それくらい私にとって子供と一緒にいられる時間は大事です。

もちろん自分だけの時間、旦那さんとの時間も大事ですが^_^

 

場所、時間、お金に自由

こんな幸せな仕事の仕方を

これからもっとたくさんの人にしてもらえたら良いな。と思います。